へ行こう!
林道横倉長者線~第3駐車場 | |||||||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬ | |||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||
※2022年6月時点、以下で紹介の「林道横倉長者線」は全面通行止めです。
令和3年(2021年)夏の豪雨で道路が決壊したためです。
横倉山自然の森博物館までは行けます。
横倉山へは、桐見ダム方面に迂回し、「林道白石横倉線」経由となっています。
①高知県越知町の国道33号線沿い。
林道横倉長者線の入口で、横倉山の入口です。
今回はここからスタートです。
松山からいつものように原付でやってきました。
「横倉山自然公園→」や「横倉山自然の森博物館→」
これらの案内看板が目印です。
林道に入る前に、この辺で気になるもの…。
向かい側にある、真新しい施設。
「かわの駅おち」。
アウトドアグッズの Snow Peak が運営している施設。
高知県内の物産を買えたり、カヌーの体験ができたり、宿泊もできるそう。
カヌーが置いてあったりするので、すぐ分かります。
仁淀川でカヌーか…、いいなぁ、やってみたいなぁ。
②国道端に「横倉神社」があります。
ご祭神は、安徳天皇。
創建は、正治2年(1200年)9月8日。
横倉山で崩御された安徳天皇を、平知盛が玉室大神として中嶽の山頂に祀ったのが始まり。
当初は、奥の院や上ノ宮と称していたそうです。
現在は、「奥」っぽさはまったく感じませんが。
さて、中嶽について。
横倉山の登山道は「三嶽古道」と呼ばれています。
三嶽…。
かむと嶽石鎚神社がある「かぶと嶽」。
住吉神社のある「日置の嶽」。
裏に馬鹿試しがある横倉宮があるところが「中嶽」。
登山の前にご挨拶。
その前に狛犬コレクション。
次は、ひとつ奥にある2体。
日当たりの違いで、コケの装い。
では、安全登山をお願いに。
二礼二拍手一礼。
林道入口には、いろんな看板が立って目を惹きます。
登山道は「四国のみち」なので、この案内は各所で目にします。
コースに点在する見どころ、区間距離等をチェックしておきましょう。
思ったより、コンパクトです。
第3駐車場からスタートすれば、半日で楽しめます。
林道開設の記念碑。
スタートしてすぐ、目に飛び込んでくるのが、
大きな石の鳥居。
それも、
皇室で使用される菊の御紋入り。
横倉山の安徳天皇御陵墓参考地は、宮内省の管轄地です。
安徳天皇の陵墓と伝わる場所は、高知県内、ほかにもあります。
でも、ここだけが県内唯一の宮内省管轄地です。
例え、伝説の域を超えなくとも、です。
横倉神社の裏を通り、左急カーブを曲がると-
③「横倉山自然の森博物館」の入口が左にあります。
いかにも安藤忠雄氏設計って感じのコンクリートな外観の博物館。
その名の通り、横倉山の動植物から岩石・地質、自然科学中心の展示です。
到着時間が遅かったので、残念ながら、拝観できませんでした。
次行った時は、ちゃんと観させていただきます。
博物館を過ぎ、円福寺さんを過ぎれば、ほぼ、人家はありません。
④木に絡みついた白い藤。
まるでクリスマスツリーのオーナメントみたいでした。
⑤林道白石横倉線の合流分岐地点。
左から林道白石横倉線が合流してきます。
林道白石横倉線は、南麓にある桐見ダムから上ってくる林道です。
桐見ダムではダムカードを配布しています。
帰りに立ち寄るのも、いいかも。
※冒頭でも書きましたが、2022年6月時点、白石横倉線がメイン路となっています。
「→横倉山 仁淀川村」の案内にしたがって右へ。
⑥途中にある遊歩道分岐はスルー。
第1駐車場に通じているのかな?
⑦一瞬、開けた場所に出ました。
第1駐車場の入口です。
駐車場は右に分岐して、日当たり良好。
公称で50台も駐車できる、広い駐車場です。
この第1駐車場に車を駐めて山頂に向かう人もいます。
案内看板にある「南遊歩道」がそれです。
見晴らしも抜群。
仁淀川が造った越知盆地を一望です。
越知町民の初歩的なデートコースかも。
駐車場案内 |
||
杉原神社 |
||
安徳水 |
||
夫婦杉 |
||
天険馬鹿試し |
||
御陵参考地 |
||
⑧第1駐車場から100mほど上ったところに、南遊歩道の登山口があります。
第1登山口とでも仮称しておきましょうか。
登山口には様々な案内が立っています。
中でも目を惹くのが、この登山道が険しいという注意書き。
登り口 |
||
ここから横倉宮までは、急な坂で岩場の多い登山道です。 |
||
南遊歩道は鎖場もあるかぶと嶽を通過します。
岩場の細尾根もあります。
修験の道って感じなので、家族連れのハイキング向きじゃありません。
第2,第3駐車場から登るのが簡単で安全です。
「表参道石段 1.1km→
←横倉宮 2.2km」
烏帽子岩嶽(仁淀川町方面)への登山道は一部整備不良により、 |
||
越知町 企画部 |
||
横倉山より西の、古道の部分が整備されていないと云うことです。
横倉山周辺は案内が豊富です。
第1登山口からすぐ、先にある建物が目に入ります。
⑨「織田公園」です。
個人が観光振興のために造られた公園です。
いろんな看板や石碑が入口に。
織田公園 |
||
この公園は、越知町の織田盛雄氏が地元の観光振興を願って、昭和52年に建設したものです。 |
||
公園内花ごよみ(満開時期) |
||
下側の入口は白い藤の花が出迎えてくれました。
一般的な紫もいいけど、白も清楚で素敵。
ブランコもある広い場所に出ました。
さらにその先にー
昭和な公園によくある展望台がありました。
下はこんな感じ。
2階から3階へ。
最上部からはこんな眺望!
北を眺めると、ぴょこっと頭ひとつ飛び出したお山が。
山頂のアンテナ施設が目印で、越知町で最も高い黒森山。
越知町と仁淀川町の境にあるお山。
安徳天皇の「白王の森 黒王の森」伝説があるらしい。
越知の町をアップで。
仁淀川の河岸に発展した町並み。
振り返り、横倉山方面。
ここから山頂はまったく見えません。
道端にあるお店だった建物「平家の里」。
木彫りの像が店の中外にいっぱい。
少し上にある入口は、ツツジがいっぱい。
織田公園から300mほど走るとー
⑩林道横倉長者線とはここでお別れ。
林道はこの先、右に進み、仁淀川村へ向かいます。
横倉山第2・第3駐車場は左へ。
まぁ、これでもかってくらい、案内看板があります。
見落とすことはないと思うけど。
⑪分岐から500mほどの右側に「八坂神社」。
こちらも安徳天皇が勧請したとされるお社。
八坂神社 |
||
祭神 天児屋根命(アメノコヤネ) |
||
三ノ牛王 (現 八坂神社) |
||
『南路志』には「山守より十四五丁上二在、小祠有」とあり、古い字図に「牛王の畝」という字名がある。 |
||
⑫小さな鳥居や案内看板がある表参道登山口です。
鳥居の手前に「淡路守清房墓」がありました。
従臣淡路守清房社 |
||
社名は中瀧社と称す。 |
||
鳥居の先に古い石段があります。
深い森に続いていくような石段。
杉原神社まで607段もあります。
「三嶽古道」と呼ばれる表参道です。
ちなみに、石段の石は、日本最古の石灰岩“土佐桜”が使われてます。
4億年前の石灰岩です、ぜひ、踏み踏みして下さい。
参道石段 |
||
中の宮(現 杉原神社)に至る607段にも及ぶ石段で、これは讃岐の金刀比羅宮(こんぴらさん)の785段(本宮まで)に次いで多い段数である。 |
||
昔、ここから先は「女人禁制」でした。
375段登ると、夫婦杉。
さらに43段登ると、御手洗。
さらに199段登ると、杉原神社。
計607段。
第2駐車場です。
駐車場に入ってすぐに、別の登山道があります。
車道がわっと広くなって駐車場になった、そんな感じです。
駐車可能台数は、公称で10台。
奥に、第3駐車場に続く坂道があります。
830mほど、ジグザグ上ると到着します。
左上に東屋が見えたらー
⑬第3駐車場に到着です。
写真は、駐車場の奥から撮影したものです。
公称70台も駐車可能、めっちゃ広いです。
山頂側(南側)に登山口や案内・解説看板があります。
横倉山案内マップ |
||
所要時間の目安 |
||
四国の道 |
||
所要時間の目安 |
||
横倉山県立自然公園 |
||
横倉山は、地質・古生物学、植物学、そして歴史・伝統の点で全国的に有名な類稀な山である。 |
||
地質・古生物学 |
||
植物学 |
||
歴史・伝説 |
||
そして、こちらが最も標高の高い登山口です。
当サイトでは、第3登山口と仮称させていただきます。
ひとりごと | ||
ここ数年、高知の須崎や佐川など、この辺りを通る機会がよくありました。 「安徳天皇御陵墓参考地?」 そして、鳥居の菊の御紋。 早速、あれこれ検索。 そうして、横倉山は、行きたいお山候補トップ3に躍り出たのでした。 でも、当時の僕は、ヒザを壊していたりで、お山歩自体からもの凄く遠い場所にいました。 そんな頃でした。 コロナ禍により、すべての観光地から一気に観光客が消えました。 ヒマな間、僕は原付でツーリングをよくしていました。 僕が横倉山に行った頃は、コロナ感染者扱いで仕事を干されてたとき。 林道入口に着いたのは、午前11時。 一旦、林道入口を通過し、越知の町にあるスーパーまで行ってお弁当を買いました。 横倉神社にお詣りし、登山口を目指しました。 第1駐車場や織田公園で以外は寄り道もせず、まっすぐ、第3駐車場へ向かいました。 第3駐車場には軽トラが一台駐まっていただけでした。 |
||