壺神山・滝山
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おまけ
~国道378号線
距離 約14.4km
標高差 約710m
国道・県道
一般道
林道・農道・私道
下記写真の場所

帰りは、長浜に下るルートを選択しました。

下り始めてすぐー



道端に祠のようなものを見つけました。
周囲の緑ととても同化しています。


「町指定文化財 戒川道しるべ 有形民俗文化財」


「文政十年 左 大ず」と彫られています。

このあと、県道330号藤縄長浜線に合流します。
長浜まで、県道を下っていきます。



樫谷では見事な棚田に出会いました。

  

「ようこそ! 天空の隠れ里 樫谷へ」

かなり下まで田んぼが築かれているようです。




無事喜地と云う、どことなくめでたい名前の地域。
集会所の脇に巨木を見つけました。


反時計回りに捻れ拡がったような太い枝。

愛媛県指定天然記念物
無事喜地のタブノキ

根回り 9.6m 幹周 7.4m 樹高 約15m
枝張り 東西に24m 南北に28.0m 推定樹齢 300年


 本樹は、根元から高さ約1.6mで9本の幹に分かれ、半径11~15mの半球状に拡がった枝張りは、バランスの取れた見事な樹形を形成している。


 秋には黒紫色の実をつけること、また、長い果柄(枝から伸びて実をさせる柄)が赤色を帯びていることから、赤い花が咲いたように見える。


 7.4mの幹周りは、県内のタブノキの中でも最大で、全国的に見ても見劣りしない巨木である。


指定年月日 平成27年3月27日


愛媛県教育委員会


さっき、太い「枝」って書いたけど、幹なのね。
それも9本に分かれた幹。


力強い生命力を感じました。


裏に回ると、小さな祠が祀ってありました。

更に下り、長浜の町を見下ろせるところまで下ってきました。




「肱川あらし展望公園」です。
肱川名物の気象現象「肱川あらし」を上から眺められる施設です。
とは云え、肱川あらしが起こるのは冬。
1年のほとんどは普通に景色の良い展望台です。

写ってませんが、右の方に水準点もありました。
「長浜」電子基準点(三等水準点)。
標高は、159.173m。


展望台の手前の施設は「環境放射線モニタリングポスト」。
お天気のアメダスも一緒になってます。


展望台へ。


登り口は2ヵ所。


2階の展望フロア。


こんなのが見えるよ、プレート。

こんなパノラマを見ることができます。
眼下に見えるのは、肱川河口、長浜の町です。


展望台の北側は、こんな感じ。


東の方の海岸線も見渡せます。

展望台からも眺めるのも良いですが、手前の道路のカーブからもいい感じです。


「ジオラマ風景と紅マドンナ色の夕陽が見える丘」
そんな看板があるところまで降りるとー

展望台より視界の広いパノラマが楽しめます。


長浜港。


こっちは長浜高校の辺り。

以上、壺神山のお山歩でした。

おまけのおまけ。

長浜にはもうひとつ、展望台があります。
その名は、「亀の首展望台」。
仕事で長浜を訪れた際の休憩時間に訪ねた記録です。

長浜小学校の近く、登り道は途中まで住吉神社の参道と一緒です。
「御建山」と呼ばれる、支尾根の先にある小さなピークにあります。
一応、お山歩にも入るかな。

さて、展望台への道がまぁまぁの急坂。
季節は早春だったけど、厚着の下、体がぬくもりました。


いかにも昭和な造りの展望台です。
展望台の階段は、もう1段上がったところに。


上がった先の広場に白いポール。
なんだろうと近付くとー


三角点がありました。


「住吉公園」四等三角点。
標高は、60.40m。


では、展望台へ。

肱川あらし展望台に比べると、高さはありませんが、町を見渡すには充分です。


海岸線沿い。


肱川越しの斉藤山の眺め。


長浜港。


肱川河口。


赤い長浜大橋。
国指定重要文化財、そして、近代化産業遺産。

ひとりごと

ホントに「おまけ」なページになってしまいました。
まぁ、個人のホムペなので、ご勘弁を。

原付を買った頃、よく、県中、走り回ってました。
国道、県道、林道…。
南予も東予もどこでも。
で、帰宅後、ツーリングマップを開き、走った道を蛍光ペンで塗りつぶす。

昔は、Googleマップなんてなかった。
地図と云えば、地図帳です。
ツーリングマップ、正確に云えば、ツーリングマップル。

地図見ながら、ああ、まだあの道走ってないから、来週以降かな、とか。
自力で遠くに行けることがうれしかった。
知らない道に分け入る、ドキドキ感。
知らなかった道が知ってる道になる、不思議な快感。
あの頃は、「道」を中心に楽しんでました。

それにあの頃は、ガソリンも安かった。
6リットルの燃料タンクを満タンにしても500円で足りました。
500円で1日遊べたわけです。

やがて、県内の道、ほぼほぼ、塗りつぶしてしまいました。
今回の県道330号線もその頃、走ったはずでした。
でも、十年単位の昔のこと。
すっかり、新鮮でした。
下灘から内子に抜ける52号線と記憶がごっちゃになってる部分もあったり。
中山から長浜にかけての山岳県道は、どうも、思い出が一緒になってしまいがちです。
無事喜地の辺りは覚えてたけど、棚田の辺りは、まったくの新鮮でした。

肱川あらし展望台は初めて行きました。
昔から、「展望台 こっち」的な看板は気になってたので、ようやく、でした。
標高160mからの眺めは、やっぱり、気持ちいいです。
今回のお山歩では、パノラマが楽しめる場所が少なすぎましたし。
肱川あらしが起こる冬に来たら、もっと凄い景色なんだろうなぁ。
肱川あらし自体、一度、見たことがある程度。
それも、クルマの中から。
冬の早朝に長浜に来ることがほぼ、ないし。
展望台からなら、霧が川のように流れ下るのも一望。
河口から吹き出した霧が海の上でわっと拡がって消える様も見える。
次の冬こそ来たい、けど、肱川あらしって、毎日、起きるわけじゃない。
「10月頃から翌年の3月頃までの晴天の日 」って条件がある気象現象。
放射冷却でめっちゃ冷えた朝に、長浜までバイクで行くの、結構、気力が必要。
南予でお山歩する、そのついでの早起きで行けるといいかな。

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