へ行こう!
安土駅から | |||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨ | |||||||||||||||
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①初めて安土を訪れたのは、もう8年も前のことになります。
安土駅は、京都と名古屋を結ぶ東海道本線上にあります。
この日は、大坂駅から米原行きの快速に乗車しました。
ちなみに安土駅は日中、1時間に2本のペースでしか列車が来ません。
大阪や京都、都市近郊なら、数分ごとに列車がやって来ます。
でも、安土まで来ると、さすがにローカルっぽくなります。
停車するのは快速ばかりですが、京都以東は各駅停車してます。
正月明けに訪れたものですから、雪が積もり舞う、寒い日でした。
京都までは全然白くなかったけど、滋賀まで来ると一気に冬景色。
初めて訪ねた当時の安土駅の駅舎。
ローカルっぽい駅舎でしたが、再訪したら…
都会っぽいデザインに建て替えられてました。
駅前のロータリー。
鎮座するのは織田信長公。
下半身が短めな気もしますが。
ロータリーも植栽がなくなりシンプルになってます。
像はそのまま。
昔は、駅舎に向かって見ると、こんな感じでした。
なんか、懐かしい。
写真右の変わった建物は、駅の向こう側とを結ぶ地下道の入口。
そちらもシンプルな建物に生まれ変わってます。
さて、駅から安土山は2kmくらい離れています。
徒歩だと20分くらいかかります。
「安土城天主 信長の館」などの周辺施設も訪ねるなら、
レンタサイクルがおすすめです。
駅前にはレンタサイクルのお店が2軒あります。
最初はこちらでお借りました。
でも、しばらく呼びかけてやっと出てきた店主。
散々待たせて、風邪を引いて体調が悪いとぼやく、ぼやく。
面倒くさそうな対応されたので、二度と来るもんかと思いー
次は、ほぼ隣のこちらで借りました。
観光地らしい親切な対応でした。
個人的にはこちらのお店をお勧めします。
料金はどちらも多分一緒です。
お城に行く前に、
駅の向こう側にある「安土城郭資料館」へ。
地下道で駅の南側へ向かいました。
②地下道の建物と並んで立ってる「安土城郭資料館」。
入口。
信長甲冑の顔出し看板。
安土城の百名城スタンプをもらうために立ち寄りました。
安土城跡の受付や「安土城天主 信長の館」でも捺せます。
安土の観光案内所的な存在も兼ねてる資料館。
甲冑もあったりー
ジオラマもあったり。
フロアの結構なスペースを占めているのがー
安土城の巨大模型。
寺院的な装飾の天守も再現されてます。
とっても精巧にできた模型ですが、さらに凄い仕掛けがあります。
数分間の紹介ビデオを見た人にだけのお楽しみがあるのです。
ぱっか~ん!!
なんとふたつに割れるのです。
安土城の断面を見ることができるのです。
信長が舞を舞った、噂の吹き抜けも精巧に再現されてます。
あくまで文献からの想像模型ですが、実物見たかったぁ。
誰だよ、山崎の合戦の後に放火したのは!
信長様じゃ!
では、駅前に戻り、安土山へと向かいます。
ひとまず北上し、県道2号線へ。
③辻にあった「朝鮮人街道」の碑。
江戸時代、朝鮮からの使節「朝鮮通信使」が通った道です。
元は信長が安土と京都を結ぶために整備した道でした。
④この日は「下豊浦」交差点で2号線を右折。
道の先に、薄く雪化粧した安土山。
⑤この日はホント寒かった…。
道の周囲はずっと田畑。
冷たい風も吹き抜け放題。
傘忘れてて、雪で湿った服が、琵琶湖を越えてきた北風で凍みました。
⑥2度目のときは田園の中を走りました。
うって変わって、ほのぼの、散策日和。
写真左が安土山。
右が「繖山」と書いて「きぬがさやま」と読むお山。
安土山より全然、大きなお山。
山頂には石垣が立派な「観音寺城」がありました。
安土城の総石垣造りのお手本になったお城です。
麓には、「滋賀県立安土城考古博物館」や「安土城天主 信長の館」があります。
低地帯な琵琶湖東岸にはこんな風に、
ぽつんぽつんと孤立したお山が点在しています
⑦安土城跡入口。
「← 安土城跡」が目印。
「近江風土記の丘」や「滋賀県立安土城考古博物館」、
「安土城天主 信長の館」は、もちっと先にあります。
左折して奥に駐車場や駐輪場があります。
入口に立つ石碑。
筆じゃなく、マジックで書いた文字を元にしたような字体。
「安」の字がなんか優しい。
特別史跡 安土城跡 |
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織田信長が天下統一を目前にしてその居城として築いた城である。
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入口から100mほど入ったところにあるー
⑧「城なび館」。
最初に訪問した頃は無料で使用できました。
吹雪と北風から逃げるように入らせてもらいました。
また、山中にはトレがないので、ここで済ませておきましょう。
現在は有料(200円)な施設になってしまったようです。
天守の最上部の再現模型。
伽藍のような建物の中ー
襖絵も再現されてました。
待ってても止みそうにない雪。
あきらめて、お山歩再開。
野っ原みたいな駐車場の片隅にある駐輪場に駐輪。
⑨山麓の平坦地で見つかった、段々畑のような低い石垣たち。
安土城はしばらく、発掘調査も行われず、謎の城でした。
本格的な調査・整備は、平成元年(1989)から20年計画で行われました。
でも、その20年間でできたのは、約1k㎡のうち、
たった約0.17k㎡のみ。
8割のエリアが未調査のままで終了。
すべてをあきらかにしようとすれば、
最低でもあと50年は必要かも。
入城口へ続く道。
観光客に話しかける不審者がいる云々の看板が増えてました。
特別史跡安土城跡 |
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安土城の築城は、織田信長が武田勝頼を長篠の合戦で打ち破った翌年、天正4年(1576)に始まります。 |
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大手口から天守台までのメインストリートは整備済み。
雪だるまがウエルカム。
東側にある石塁北上段郭。
東側石塁北上段郭と虎口の解説板。
東側石塁北上段郭と虎口 |
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東側石塁東虎口の城内側は、一段高い郭(A区)が間近迫り、この郭の南面を画する石垣(石垣360)により遮られています。 |
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※虎口とは、防御機能のある出入り口のことです。
安土城の南側・大手口には、門が3つもあったことになります。
ひとりごと | ||
安土城跡がある安土山は、大阪・京都から名古屋を結ぶ交通の要所にあります。 車窓を流れていく琵琶湖と共に目に入る安土山。 さて、城好きなら、安土城跡は外せません。 安土まで離れると、駅舎もこじんまりとしています。 安土の駅から城跡まで、歩くにはちょっと距離があります。 なので、2度目の訪問時は、隣のお店にしました。 この日は、大坂から京都を経由して安土にやって来ましたが、大阪も京都も雪は全然、ありませんでした。 安土城の入口に到着した頃、大粒の雪、牡丹雪みたいなのが降り始めました。 駐車場からお山へ向かう道、大手道には、その名の通り、大手門があったようです。 |
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