へ行こう!
斎藤山山頂 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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①斎藤山の山頂部は、裾野と同じ三角形。
東西に伸びた尾根と、北に突き出た尾根、3つに分かれています。
コンクリート舗装の道を上ると山頂へ。
写真右奥に見える土の道は、切り拓いたばかりの林道。
写真に写ってないけど、カーブの左にー
西に延びる尾根に通じる舗装路がありました。
気になるので行ってみるとー
②「南無大師遍照金剛
奉納 斎藤山四五九会」の石碑。
四五九会の「四五九」は、斎藤山の標高459mと「お四国」のシャレから?
赤い幟が破れてたりするけどー
③小さな石仏がたくさん並んでました。
麓の看板にあった「斎藤山八十八ヵ所霊場」です。
左右に88体の石仏がずらっと並んでいます。
奥に観音様とお大師さん。
④見晴らしのいい南端側に小屋がひとつ。
写真左のピークが斎藤山山頂。
まだちょっと標高差があります。
山頂方向。
ずっと奥に見えたの山並みをアップするとー
奥右にふたコブ山の神南山がちらり。
中央に青く霞んで見えるお山は城川町の雨包山。
①に戻り、真新しい林道をちょこっと進んでみました。
⑤山頂の西下斜面を北に向かって切り拓いた道です。
新しいからか、山頂と無関係だからか、舗装はされてません。
⑥道はまだ続いてたけど、見晴らしがいいところでストップ。
北尾根沿いの林が伐採されてたので、海が広く見えました。
下にちょこっと見える町は長浜の町。
奥の山並みは、周防大島や広島県の海沿いの山山。
道は山頂を巻くように下りながら下平からの道と合流するみたいです。
では、また①に戻り、今度こそ、山頂へ。
最後まで舗装があります。
⑦舗装路はまだ続いてるけど、山頂はここで下車。
「石鎚大権現大神」の扁額のある石鳥居をくぐりー
林の中を登ります。
右にある小屋はー
トイレ。
⑧「霊峰 長浜斎藤山 標高四五九」の石碑が建つ広場がありました。
その奥にー
大屋根の建物がありました。
石鎚大権現の拝殿を兼ねています。
斎藤山の山頂では、毎年5月の第2日曜日、「斎藤山まつり」が行われています。
石鎚大権現の前で祈禱の後、神楽や餅まきが行われるそうです。
大屋根の下は招待客でいっぱいになります。
では、石鎚大権現にお詣りします。
2礼2拍手1礼、合掌。
本殿は大きな石をくり抜いたものになっています。
ちゃんと「○に石」の石鎚神社のアイコンが刻まれています。
手前にあった石鳥居の建立寄付者を刻んだ石碑には、石鎚神社の十亀宮司さんの名前もありました。
石鎚神社のちゃんとした系列?みたいです。
本殿の横を通って奥へ行くと、社屋建立寄付者の石版の後ろにー
⑨三角点があります。
「沖浦峠」二等三角点。
標高は、459.05mです。
さっき訪ねたミニ四国を見下ろせました。
三角点から更に北へ、林の中に入るとー
⑩建築足場のみで組まれた謎の建造物が立っていました。
多数の柱で支えられた階段に足場板。
風も素通りする、すけすけ感たっぷり。
この構造物、似たようなものをどこかで見たような…。
ちょっと怖いんですが、登ってみました。
手すりの鉄パイプとか、あちこち結構、錆びてます。
周囲の木に負けないくらい高いところにステージがあります。
錆は古さというか、伊予灘から吹き上げてくる潮風の影響かも。
やっぱりと云うか、登るほどに展望台自体が揺れてる気がします。
気のせい?
基礎とか柱の強度とか大丈夫かな…。
部材がまんべんなく錆びてるし…。
いろいろ考えて、神経が過敏になって、ささいな揺れも拾っちゃうせい?
最上階に到着。
足場板を敷き詰めたフロアです。
やっぱり、な~んとなく、揺れてるんですが、気のせい?
風、吹くな~~~~!
ここでも見晴らし最高ですが…
この一角にー
更にスペシャルに高い場所が…。
グレーチングでできた、人ひとり分の展望スペース。
見下ろすと、こんな高さ。
更に揺れを感じて、めっちゃ、怖いんですが…。
見晴らしは最高なので、パノラマ、してみました。
でも、残念ながら、周囲の木が成長しすぎて、西から北の方角しか開けてません。
海もいい感じに見えてます。
西方向、ミニお四国のある側のパノラマ。
保内や佐田岬に向かって続く山山がずらり。
高手山や雨乞山、天が森、銅が鳴、張木山などなど。
北側には、麓からも見えたアンテナ施設。
高いところが苦手なので、ああ、怖かったよぅ。
手すりとか、ぎゅっとつかんでたせいで、手のひらが赤さびで真っ赤…。
一瞬、ケガしたのかと思ったくらい。
すけすけで、下りも怖い階段。
展望台に少しでもダメージを与えないつもりで、ゆっくり降りました。
そんな、揺れるけど見晴らし抜群、手作り感あふれる展望台。
実はもうひとつあります。
同じ大洲市にあるお山に。
それが、京の森展望台。
足場材だけでできているのは一緒!
そして、揺れるのも一緒!
こっちのは、内陸にあるせいか、錆びは最小限。
もしかすると、こっちの方が少し高いかも。
気になる方は、一度、行ってみられては?
当然、揺らし厳禁です。
⑪無事、降りたあと、さらに北へ行くとー
海を見守るようなお大師さん像が立ってました。
正面のお姿。
足元にお賽銭口もあります。
「縁結び大師」だそうです。
⑫そばに、麓から見えてたアンテナ施設があります。
アンテナ施設は、ドコモの長浜基地局でした。
北側にはもう一段下がった場所に広場がありました。
下って、広場の端っこへ。
⑬端っこから見えた、長浜の町。
東側に肱川、お山は皿ヶ森、足山、奥に壺神山。
縁結び大師さんの下を戻りますが、手前の看板が気になったので見てみたらー
「ハングライダー飛行の皆さんへ」
この広場は、ハンググライダーやパラグライダーの発進場だったんですね。
いまは撤去されていますが、以前は離陸用のステージもあったようです。
まっすぐ行けば、石鳥居の前に戻ります。
左の道を登れば、大屋根に戻れます。
ひとりごと | ||
石鎚山の神様、石鎚蔵王大権現様が祀られています。 前のページで、「斎」と「斉」は違うってお話をしました。 一方で、「斎藤」は、伊勢神宮に関係がある人名だったりもします。 あと、四国八十八ヵ所のミニ霊場も山頂部にはあります。 毎年5月の第2日曜日に行われる「斎藤山まつり」には、山頂という特殊な場所なのに、大勢の人で賑わいます。 お祭りは、平成元年頃から開催されているそうです。 粟津祇園太鼓は、もう少し、肱川を上流に遡った八多喜地区で伝承されているものです。 斎藤山に、斎藤山まつりに。 ミニ四国霊場や石鎚大権現、そして、毎年の斎藤山まつり開催…。 そして、そして、山頂でさらに気になるものと云えば、あの、揺れる展望台です。 でも、なにより、揺れるのが、怖い。 |
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