大迫山、京の森。大洲秋葉山から

大迫山、京の森。五十崎町豊秋橋から

京の森。肱川町中居谷から

大迫山。京の森から
京の森(きょうのもり)
愛媛県大洲市・内子町
標高548m
別名・宇和川小富士
大迫山(おおさこやま)
愛媛県大洲市・内子町
標高559.8m
別名・龍王山
▲山頂の三角点
点 名 大迫
種別等級 三等三角点
地形図 松山・大洲
緯 度 33°30′20″.7348
経 度 132°41′12″.2340
標 高 559.83m
所在地 愛媛県大洲市肱川町中居谷11番地

京の森・大迫は、大洲市と内子町の境にある山山です。

耳取峠~石上峠~大迫山~京の森に至る稜線は、京の森山地と呼ばれています。
稜線を東へたどると、四国カルストの笠取山に至る、四国脊梁山脈の一支脈です。
現在は、大洲市と内子町の市町境ですが、市町村合併以前は、旧肱川町と旧五十崎町の町境でした。

南麓は粟太郎川が、北麓は御祓(みそぎ)川が流れています。
ともに西麓で小田川に合流し、小田川は程なく肱川に合流します。

京の森は、京の森山地の稜線上にあるひとつの一ピークです。
南西方向から見ると、八の字に裾を拡げた、端正な姿を見せます。
ゆえに、「宇和川小富士」の別名があります。
南面、北面共に傾斜は急です。
比較的、北面は緩やかです。
南面はずっと急傾斜地ですが、粟太郎川が作った河岸段丘に集落が点在しています。

南麓、粟太郎川を挟んだ対岸にある正山地区の人々にとっては特別なお山です。
大洲市立正山小学校(平成26年3月31日閉校)の校歌の一番に登場します。

朝日に映える京の森
尊き姿仰ぎつつ
学びの庭を踏みしめて
みんななかよく励もうよ

山頂に、高地神社があります。
その神社に隣接するように、建築足場で組まれた背の高い展望台がそびえています。
展望台を建設したのは、正山地区の自治会です。

また、8月の盆祭りの前後、山頂に「風」の字のイルミネーションが点灯します。
祭りを運営する「正山風の会」が、平成元年から毎年、電球を設置しています。

大迫山は、京の森の北北東にある、10mほど高いお山です。
肱川町誌では「龍王山」の名で登場します。
国土地理院の地形図では、大迫山です。
内子町誌でも大迫山です。
東側に、中居谷地区と御祓地区を繋ぐ石上峠があります。
幕末、坂本龍馬が脱藩した際に通った峠です。
文久2年(1862)3月24日、沢村惣之丞と土佐を脱藩した龍馬は、26日には大野ヶ原の韮ヶ峠を越え、泉が峠で宿泊しました。
27日朝、耳取峠、石上峠から白岩集落に下り、宿間に降り立ちました。

北麓の北表足谷川が御祓川と合流する辺りに、五十崎町でもっとも落差のある滝「紅葉ヶ滝」があります。

41.7km
内子 大迫山
320m
京の森 820m 2.8km
9km
成能 5.7km
正山
ブログパーツ
     
inserted by FC2 system